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そう、あれは大学二年だから19歳だったかな。
あの頃は本当に生活が荒れていた。
というのもそのころ付き合っていた彼と同棲をし始め、
家賃や生活費を稼ぐため、学校そっちのけでお水のバイトをしていた。


学校へ行き、帰って家事をすませ、メイクをし、派手な格好で街にでる。
常に携帯電話で客と連絡をとり、
必要ならば同伴して高級料理店に連れていってもらう。
でも、美味しいと思った事は一度もなかった。

そしてお客の前ではニコニコ笑顔は絶やさず、
おやじに触られても嫌な顔一つしない。
キャバクラで働く女は軽くみられる。金髪、19、いかにもだろう。

体の関係を求められる。
客からのストーカーまがいのメール。女の子同士の上下関係。
交際をもうしこまれる。全てどう対応すればいいのか分からなかった。
だから毎日毎日ストレスだった。
飲めないお酒も随分強くなった。



そんな事で負けていられないのだ。



なにより早く家に帰って彼氏に会いたかった。
ただただそれだけが私の幸せだった。


eda
※当時の写真。





ある日、相模大野の駅前付近にある大手居酒屋店に
彼と二人で飲みに行った。
店内はガラガラで、私達以外には、家族連れで来ている客が一件。
そんな事も何も気にせず彼と会話を楽しんでいた。





30分すぎた頃だろうか。
家族連れできていた5歳くらいの女の子が私をみて
ニコニコ笑うのだ。思わず私も嬉しくなって微笑み返す。


そんな私をみて彼は

「何ニコニコしてるんだよ。気持ち悪いな。」

そう言った。





また数分後、振り返るとさっきまでいた家族はいなくなっていた。
帰ってしまったのか、あの子可愛かったな。
そんな事を思っていた。




すると次の瞬間、私の隣にぴったりくっつきその子が泣いていた。
思わず声をかけた。


「どうしたの?パパとママは?」

女の子
「パパとママ喧嘩するの。だから帰りたくない。」彼女はそう言った。


彼は私に言う
「お前誰と話してるんだよ。やめろよ。」と…


私は意味が分からなかった。
それまで心霊現象など経験した事が一度もなかったし、
本当に目の前で泣いている女の子は普通の女の子で実在しているのだ。
しかし、信頼している彼はみるみるうちに青い顔をして、
「何もいないんだよ。何も俺らには出来ないんだ。」と、私に怒鳴る。




その間にも女の子は私に悲しい話ばかりする。
ここでは言えないくらい悲しくて残酷な話を…。



私は涙が止まらなかった。




彼は地元で霊感のある友人に電話をしたが、
何度電話しても電波が悪く繋がらなかったらしい。
これは後日聞いた話だが…。




やっと繋がった友人に事情を話し、
電話ごしに諭されたのを今でもよく覚えている。


電話ごしに友人が私に言う
「見えないよね?見えないよ。今そこにいる子、
ここにいてはいけない子なんだよ。
何言われても俺らには何も出来ない。だから話してはだめなんだよ。
よく聞いて、絶対にダメなんだ。」


その時の彼女の視線が今でも忘れられない。


そこで携帯電話が切れたのだ。
同時に彼女はいなくなった。






居酒屋をでてすぐ、彼は公衆電話から母親に電話をしたのだった。
彼の母も霊感が強い人だった。
その時彼は何を母親に話したのか分からない。




外で泣きながら待っていると彼女がきて、袋いっぱいにつめた飴ちゃんを
私に手渡し、彼にみつからないようにそそくさといなくなった。
彼は戻ってきて、飴を見るなり血相をかえて捨てろと言った。
でも私は泣きながら大切に持ち帰った。



マンションのエレベーターはボタンを押さずに、
ドアが開いたりその日は本当におかしな日だった。
今思うと恐怖だ。


そして私は、何かに取り憑かれたように夜中から昼間まで泣き続けた。
何がそんなにも悲しいのか、私は彼女の事がただただ気がかりだった。





すると埼玉に住んでいる彼の母親が、
わざわざ神奈川まで話を聞きつけやってきてくれた。

そして家に入るなり「ここやばいよ。窓開けて。」
そういって久しぶりに日の光に当たったのだった。




「日の光って大切でね、夜の仕事してたりすると見えやすくなるんだよ。
体調崩してるときは見えない人でも波長があっちゃったりするから。」




ドキッとした。
もちろん彼の母親にはキャバクラの話などはしていない。


それからというものキャバクラはやめ、また元の生活に戻った。





相模大野の駅付近は戦時中、遺体安置所があったとかなかったとか。
だから自殺する人も多いと言うのを聞いた事がある。
もちろん本当の事かは分からない。しかしオカ女の中の一人も、
相模大野での生活はよくない事が続き、引越しをした事がある。



あの飴ちゃん事件、オカ女の二人もよく知っている。
そしてその頃の私の異変もよく分かっている。




変わった事といえばただ一つ。
あの日を境に私に心霊現象がおきるようになった事。

金縛は毎度の事。この世の中に成仏していない霊は沢山いると知った。
街中で見かける黒い影、今ではなんとも思わないのだが、
生活が安定するたび、年をとるごとにみる事も減ってきている。


オカルト女子部を結成し、今になってはあの時くらいの能力があれば
このブログ更新も続くのだが、
最近は風邪を引く時くらいしか感じる事が出来ない。






そして今私は久しぶりに風邪を引いている。




Comment


nariさん
はじめまして、コメントありがとうございます。
そうなんですか~。私も以前相模大野に住んでいました。基本的にはあの街大好きですよ。アンジーとかよく行っていました。ただ、居酒屋に行った時に女の子が地近づいてきたら御用心!!
はじめまして
不思議な体験ですね。
相模大野のそばに住んでるので、記事を読んでちょっとドキっとしちゃいました。

じゃんたさん
心配してくれてありがとうございます。
風邪はやってますよね。じゃんた さんも気をつけて!波長があっちゃうといけないから。笑

菊@桜 さん
読んでくれてありがとうございます。
あの子、成仏したかしら?ここだけの話し飴ちゃん食べました。笑

こわいー!こわひー!
Eさんの風邪が早く治りますように!

と、とても良い話ですね!
感動しました…!

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