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webで副業、などという言葉をよく目にするようになった。

小遣い稼ぎが目的の大半だと思うが、
中には本業がどっちなのかわからないくらい、
副業を極めている人物がいる。


今回、その「極み」とやらを見るべく、
とある場所へと向かった。

オカルト女子_證願寺_3

ここは、京成立石駅にある證願寺。
1600年、湯島に創建され、2度目の移転でここ立石にやってきた
真宗大谷派の寺院である。


さて、問題の副業を極めた人物はここの寺の住職である。
平日は本業である住職として寺を守っているが、
月に2回だけ、なんとプラネタリウムの館長に変身するのだ。

そしてそのプラネタリウムの場所とやらは、ここ證願寺に併設されている。
MY寺に併設してしまう極みっぷり。
證願寺は、二つの顔を持った世界にひとつだけの寺なのである。

オカルト女子_證願寺_4

自然と宇宙と仏教をイメージしたとされる壁画。
壮大!仏教のイメージはどこ?



更にこの住職の経歴が驚きなのだ。
マジシャン、声楽家、キャスター、書籍の出版までしている。
好奇心旺盛な彼は、
数年後にはまた別の施設を寺にたててしまうかもしれない。


これも有り余る好奇心のひとつなのか。

神社に謎の置物たち。
オカルト女子_證願寺_7 

オカルト女子_證願寺_6




投影時間10分前に到着し、入り口へと向かうが特に案内板が出ていない。

オカルト女子_證願寺_1


おそるおそるチャイムを鳴らす。
さばさばとした中年女性の声が出迎える。

「ご予約はされましたか?」




私達は予約制だったことをすっかり失念していた。
中年女性と話し、引き返そうになったところに館長登場。



私達は、パイプ椅子での鑑賞ということで中に入らせてもらえた。
予約をスルーしてしまったのにとても優しい対応。
さすが住職が本業なだけある。

入ると、すでにリクライニングシートにもたれた鑑賞者がずらり。
予約一番の方はなんと2ヶ月前から確保していたそうだ。

彼らの目線よりも数段上の位置で入場した私達。
恐縮しながらパイプ椅子に着くが、それでも彼らよりも目線が高い。
働かざるもの喰うべからず。予約せざるものリクライニングには座れず。
これは、住職からのあたたかいムチだと感じ、
ありがたく受け止めた。

オカルト女子_證願寺_2



さて、投影内容はというと
もう数日後にせまってきた「金環日食」がメインテーマ。
その前に星座の話が始まるが、解説が普通のプラネタリムとひと味違う。
住職もとい館長とサポートの女性がまるで夫婦漫才のような掛け合いで
解説をしてくれるのだ。

館長がとぼけると女性がさらりとつっこむ。
まるでラジオを聞いているような、不思議な時間だった。


「パイプ椅子の方、大丈夫ですか?
首が痛くなるので、なるべく上目遣い、上目遣いですよ」と
館長にときどき声をかけていただく。

首が限界になったら上目遣いをし、眼球が痛くなってきたら首を曲げる。
睡魔に出会いやすいプラネタリウムという空間で、
こんなにも目が冴えていたのは私達だけであっただろう。




プラネタリウムからいただいた、
金環日食にまつわる一枚のプリント。

そこには「地球に生まれてよかった」と、記されている。

『誰かが細工したのかと思うような偶然のおかげで、太陽と月の見かけの大きさがほとんど同じになり、小さな月が大きな太陽を隠すことができる。
46億年の地球の歴史の中で、地球と月がほどよく離れて金環日食も皆既日食も楽しめる時代に、人間として生まれた幸せを感じてください』





いくつもの偶然が重なって起こる金環日食。
それを体験できるのは5/21の朝たった5分間だけ。
次に東京で見れるのは300年後だそうだ。


カメラマンは写真を撮るだろう。
ツイッターにも、ブログにも、山ほどレスがつくだろう。
そういった「記録」は未来へ残るかもしれないが、
目に焼き付いたその瞬間、心に残る「記憶」はあなただけのもの。



神秘の5分間を、どこで体験しますか?




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